流行り廃りの少ないチーズ業界で、いま注目されているもの。それは、チベットなどを中心に食されている「ヤクのチーズ」だ。今後はアジアに限らず、欧米のレストランなどでも供されるようになるのでは、と囁かれている。
ヤクはチベット高原など、標高の高い地に生息するウシ科の動物。生息数が少ないことからそのミルクも希少価値が高く、地理的に近い香港などでも手に入れるのは難しいといわれている。味はかなり濃厚だが、クセのあるロックフォールやアジアーゴなどを食べなれている“チーズ通”には好まれるに違いない。熟成期間が短いものはそのまま、長期間寝かせたものは、パルメザンチーズのように料理のアクセントとして使ってもよいという。